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電影物語 - 仮想現実世界の貴女

電影物語 た行

3DCGで描かれた女性像に叙情詩を添えています。

太陽がいっぱい

Copyright(C)2014 Seine Lukis Allrights reserved.
太陽がいっぱい

白髪の観光客たちが 優しく微笑みかける
地中海に浮かぶ 古い要塞の島

君の白い肌が そっと桜色に染まる
太陽が降り注ぐ 古い観光の島

古い映画のポスターと 僕を見比べ
とぼけて笑う 君が振り向く

白髪の観光客たちが 優しく微笑みかける
優しい太陽の光に 僕たちは包まれる

僕たちの髪の毛に 白いものが混ざったら、
もう一度 この島に来ようね

この島は 太陽がいっぱいだから

つゆのあとさき

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つゆのあとさき

蕾の頃……雨が待ち遠しかった。
乾燥した空気がふたりの間をドライにする。

咲き始め……僕の心に雨が降り始めた。
湿った風が彼女を僕から遠ざける。

五分咲き……大粒の雨が花びらを散らす。
僕の彼女への想いが散ってゆく。
悔しかった。誰にも彼女を渡したくなかった……。
雨よ、もっと降れ、もっと強く。
僕は天を仰ぎ、膝をついた。

満開……梅雨の中休み。太陽がそっと顔をのぞかせる。
「ごめんね。これからは、ずっと一緒よ……」
バラの香りに誘われて、彼女が僕の前に姿を現した。
もうじき、彼女の嫌いな梅雨が終わるだろう。
もうじき、彼女の好きな夏が来ます。

Take a chance

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Take a chance

わたしはいつも
強がってばかりで
あなたはいつも
甘えてばかりだったわ

だからほんの少しだけ
離れていましょ
一度結んだ糸は
そう簡単にはほどけないものよ

見知らぬ街角で
もう一度会えたらいいな
大人のふりをして
子供のような笑顔ふりまいて

わたしはきっと
いい女になっているから
あなたも絶対
いい男になっていてね

だからほんの少しだけ
時間をちょうだい
高鳴る鼓動を
ほんの少し整えるまで

見知らぬ街角で
もう一度会えたらいいな
大人のふりをして
子供のような笑顔ふりまいて

見知らぬ街角で
もう一度会えたらいいな
そこから始まるの
本当の恋がそこから始まるの

Deck chair

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Deck chair

高原の避暑地にドライブに来て迷子になったのに、
どうして君は他人の別荘、
しかも誰も居ない別荘で平気でくつろげるの?

時の過ぎ行くままに

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時の過ぎ行くままに

古いラジオからの歌声に 僕は耳を傾けた
まるで 僕と彼女との人生を歌い上げるようだった
楽しかった日々は短く 苛立ちを彼女にぶつけてしまった日々

古いラジオからの歌声は 天使の歌声だった
それは 別れてしまった男性を思いやる内容だった
どんなに辛かった日々も 時間だけが彼女を癒してくれたんだね?

古いラジオにノイズが混じり 彼女の声が途切れる
まるで 二年前に出て行った彼女の涙声のようだった
どんなに辛かった日々も 時間だけが僕たちを癒してくれたんだね……

Donna

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Donna

学生の頃 引き裂かれた恋があった
それは もう過去のこと

肌の色 それが何の関係があるの?
彼の歌は 人種の壁を容易く飛び越えました

彼が私のために歌ったラブ・ソング
今も 留守電に残っています

嵐の夜に飲み込まれた彼の歌
今も こころに刻まれています

とても とても 好きでした
彼と私の涙が 硝子にポツリ