ビジュアル詩系総合芸術サイト「エデンの扉」

花言葉

花言葉 か行

我が家の庭に咲く植物たちの写真に「花言葉」と詩を添えています。

カタクリ

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花言葉「淋しさ」

カタクリ

春の訪れと共に
厚いコートを脱ぎ捨てて
冷えた身体を日にさらす

どうだい、気持ちいいだろう?
春の風がそっと囁いた

君は両手で顔を覆い
指の隙間から涙が一筋


・ここ数年見かけることも無かったのですが、カタクリが花を咲かせました。この場所は半日陰なのでカタクリには最適だと思っていたんですが、日なたの方が良かったのかな?
・何故かこの花を見ていると女の子が泣いているように見えてしまいます。

カーネーション

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花言葉「ピンク:熱愛・清らかな愛 白:私の愛は生きている 黄:軽蔑」

カーネーション

今年も赤にしようか、白にしようか花屋さんで迷っちゃったよ
だから、今年もピンクの花を買ったんだ
僕の心の中で、ずっと生き続けているんだもん……


・失ってから、初めて気づく真実があります。普段、そこに居ることが当たり前すぎて、失ってから初めて気が付く愛情があります。
・ひとが避けては通れない別離、それが「死」です。若いひとは、自分が歳を取るのと同じように、自分の親も歳を取る、と言うことを忘れないでください。
・親に限らず、愛するものを失ったときに流す涙は、深い愛情から来るものです。だから何をしろ、とは言いません。決して後悔しない人生を歩んでください。
・今はどんなに仲が良くとも、どんなに憎しみあっているとしても、昔、熱い恋があって結ばれた両親から、私たちは生まれてきました…。

カボチャ

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花言葉「こころの広さ」

カボチャ

こころの広さだけが取り柄だと他人は言う
しかし、それは違うのだ
他人から悪意を向けられるのが恐くて
何もしないだけなのだ
しかし、あなたは言ってくれた
他人から私たちを守る力があるのだと
何も心配はいらないのだと

神よ
この果実になれなかった我が身を
己自身を信じても良いのですか?
神よ
この果実になれなかった我が身は
仲間を守る盾となる


・我が家ではカボチャを樹木の根元に植えます。すると蔓が伸びて、ご覧の通り。表面が汚れずに綺麗なままです。

カモミール

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花言葉「苦難に耐える」

カモミール

現実から逃げるために 誰かを傷つけてしまったとき
こころは何ひとつ満たされなかった
ひとり 寂しさに耐え切れずに震えていたとき
いつも あなただけが側にいてくれた

「もう、ひとりで頑張らなくてもいいんだよ…」
あなたは そっとガラスのカップを差し出した
ハーブ・ティーの香りに包まれて
わたしは 子供のように泣きじゃくった


・写真に写っているのはジャーマン・カモミールです。このカモミールはローマン・カモミールと違って一年草で種からでも良く育つので管理が楽です。家では毎年、250グラムのコーヒーの空き瓶ふたつ分くらい収穫できるので、ハーブ・ティーの他に入浴剤としても利用しています。良くリンゴの香りに例えられるのだけど、リンゴの香りに思えないのは私だけかなぁ?

カラタチ

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花言葉「幼い日の思い出」

カラタチ

桜咲く頃 ゆったりした制服に包まれた君を見た
動けぬまま立ち止まり 目が離せない

梅雨入りの頃 おろし立ての傘の花を咲かせた君を見た
友達に囲まれた花の中 涼しげな声

新緑の頃 木漏れ日に浮かび上がる君を見た
胸の鼓動が強く激しく 心躍った

紅葉の頃 楽しげに彼と歩く君を見た
やりきれない胸の痛み 心悲しく

大人になれば 忘れるものらしい
一方的な片思いも 何もかも
でも、
ずっと忘れないよ 忘れるもんか

桜散る頃 僕の隣におしゃべり好きな君がいた
毎日が楽しくて
まるで 夢のよう


・やはりキンカンの次はカラタチ君だよね。
・キンカン君のところにも記述しましたが、これはいつの間にかキンカンから変身したカラタチ君です。
・最後に出てくる「君」は一体誰なんでしょうね?

ギボウシ

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花言葉「沈静」

ギボウシ

あなたの上品さが ひとを惹きつける
それは 天性のものだと思う
無理をせず あなたは あなたのままでいてください

あなたの上品さは ひとを惑わせる
それが あなたを苦しめている
無理をせず あなたは あなたのままでいてください

あなたは充分すぎるほど魅力的です
今はただ 沈黙を守って


・写真に写っているのは山から採取してきた「ウルイ」です。何故採取したかと言うと、東北地方にお住まいの方ならご存知だと思いますが、葉っぱが食べられるんです。日陰でも良く育つので、庭の片隅を彼らが占拠しています。

キュウリ

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花言葉「洒落」

キュウリ

例えば
誰かがあのスイッチを押したのならば
世界をも滅ぼす人工の太陽を破裂させたのならば
きっと今よりも楽になれる、と思う時がある

彼らが放った三本の矢
一本目の矢は お年寄りの財産を狙い
二本目の矢は 生活弱者の生活を脅かし
三本目の矢は 子供たちの心を殺した

弱者を死に追いやることで、景気は回復するのでしょう
彼らは何をやっても許される

例えば
誰かが僕に文字を刻んだのならば
ヒトがヒトで居られる尊厳をも奪われたのならば
きっと今よりも楽になれる、と思う時がある

彼らが刻んだ漢字一文字
ひとつ目の要素は いちの文字
ふたつ目の要素は ヒトの文字
みっつ目の要素は 点

僕ひとりが死んだとしても、何も変ることはないだろう
何をやっても無駄だったんだから

……すまない
今日は少し悪酔いしたみたいだ


・このキュウリ君もインターネットで花言葉を探しました。
・我が家においてキュウリ君は家庭菜園の花形です。毎年サクランボの木の根元にキューリの苗を植えているのですが、サクランボの木の枝から面白いくらいにキューリがぶら下がります。
・今回の物語は、今となっては誰も気にしない、知ってて知らぬふりをする、臭いものに蓋をする、的な内容になっています。
 そして額に刻まれた文字とは、犬のことだったりします。まるで江戸時代の罪人だよね。

キンカン

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花言葉「思い出」

キンカン

まだ青い果実 食べてみたけれど
まだ酸っぱくて まるで私みたいだ

まだ青い果実 少し待つだけで
熟することに 気が付かなかった

「自分の思い通りに、やってみればいい」
そんな言葉に 騙されていた

自分と同じ後悔だけは させたくなかったのに
私も無責任な大人になっていた


・キンカン君もインターネットで花言葉を調べてみました。
・実はこのキンカン君は数年前に枯れてしまいました。でも台木として使われてたカラタチが急激に成長してキンカン君の代わりを務めています。観賞用だね。
・今回の物語は大人にならないと分からない優しさを題材にしてみました。叱ってくれる大人は貴重ですよ。
・子供にとって都合の良いことは、大人にとっても都合の良いことが多いんだよね。起きてしまったことに責任を感じることも、必要も無いしね。だって自己責任だし。気をつけましょう。

キンモクセイ

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花言葉「あなたの気を引く、気高いひと、謙遜」

キンモクセイ

わたしは 自分から あなたにモーションをかけたりしない
あなたが 誰と一緒にいても 見て見ぬ振りをしてきた

あの日 親友から届いたメール
あのひとと 付き合い始めた、と 嬉しそうな文字が私を狂わせた

今日 わたしは プライドを捨てて あのひとに会いにゆく


・生きる、と言うことは難しいもので、何もしないで待つことを良し、とするひとと、当たって砕けろ、を信条とするひとがいます。私の場合は、黙って指を咥えて見ているよりも、駄目でもともと当たって砕けろ、と言うタイプです。だから、ライブドアの元社長さんみたいなタイプの人間も好きなのかな? あなたは、どのようなタイプのひとですか?
・子供の頃、金木犀を知らなかった私にとって、金木犀の花の芳香はトイレの芳香でした。家ではキンモクセイ君の木の下に古タイヤを置き、そこでペットの犬を飼っています。もちろん、犬小屋もあるんだけどね。

グラジオラス

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花言葉「密会・用心して」

グラジオラス

ひとを好きになるのに 理由なんか無いさ
ただ 心と心が求め合うだけ
だけど ひとを好きになって 誰かを傷つけるのは嫌だ
だから この花が窓辺に飾られたときだけ 君に会いに行こう


・世の中は不思議なもので、幸せになると言うことは、誰かを不幸にすることみたいです。たとえ心が満たされなくても、相手を祝福するだけの広い心を誰もが持っているのならば、誰もが幸せになれるのではないでしょうか? でも……失恋の場合は、かなりキツイよね。でもね……目で見て相手を判断するのではなく、心の目で相手を見ると素敵なひとは沢山いますよ。だから(以下省略)。
・グラジオラスは球根なので、一度植え付けると、毎年、色んな色と模様の花を咲かせてくれて目を楽しませてくれます。だけど、地上部分が大きいためか、雨にあたるとすぐ倒れてしまいます。それがちょっと悲しかったので、家では大きな木の根元や生垣の側に植えています。

クリ

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花言葉「公平・満足」

クリ

わたしたちの夢は
「あなたたちには愚かしいもの」なのでしょう

あなたはしたり顔で
「誰もが平等な世界はあり得ない」と呟きます

あなたの理想は
「あなたたちにとって素晴らしいもの」なのでしょう

わたしの理想は
「あなたたちにとって嘲笑のネタ」に過ぎません

それでもわたしは
「誰もが平等な世界に憧れている」と呟きます


・庭の片隅に生えていたのを何だろうと思い、そっと掘り起こしてみると「栗」でした。もしかしてネズミの保存食だったのかも。
・2015年。残念なことに、優しくて美しかった世界が汚されてしまいました。

クレオメ

Copyright(C)2014 Seine Lukis Allrights reserved.

花言葉「秘密のひととき」

クレオメ

僕の影が一年で 一番長くなる季節
日に焼けた肌が 一番似合う季節の中で
白いブラウスが バス停で汗を拭った

国道を挟んで 光と影が生まれた
日陰のバス停には 真っ黒に日焼けした僕
日向のバス停には 色白の彼女

交わす言葉もなく 名前すら知らないで過ごした夏
ただ 見つめているだけで幸せだった 僕の少年時代


・クレオメさん、ごめんなさい。ずっとあなたのことを雑草だと思っていました。
・日が落ちる頃に、下のほうから小さな花を咲かせ、翌日のお昼頃には花がしぼんでしまいます。それがちょっと切ない感じがしたので、真夏の暑い時期に感じた、少年時代の甘く切ない思い出に重ね合わせてみました。

クロッカス

Copyright(C)2014 Seine Lukis Allrights reserved.

花言葉「あなたを待っています・喜び・陽気・切望」

クロッカス

あの日、君が流した涙から花が生まれました

僕にとってその花は、とても愛おしい
いつも、こころの奥に穴が開いていました
いつか、この花も遠くへと散ってしまうのでしょう

この花にとって僕は、ただの存在なのでしょう
いつも、現実はとても残酷なものです
だから、嘘は僕にはとても優しいのです

そして、春一番が何もかも吹き飛ばしていきました


・小さな希望を見つけたと思い、大切に大切に思っていたのに、大事にしすぎてダメにしてしまったことが私には沢山あります。
・それが悲しくて寂しくて、新しく見つけた宝物を腕を伸ばせば届くかも知れないのに、手を伸ばす勇気さえわかない。
・ただそれが、そのことだけが心残りでした。
・まあ、こんな感じで久しぶりに花言葉の物語を考えてみました。

コスモス

Copyright(C)2014 Seine Lukis Allrights reserved.

花言葉「調和・純情・乙女心・まごころ」

コスモス

私、お父さんの仕事の都合で転校することになったの
ねえ、私の最後の願いを聞いてくれる?
いつも、あなたの横を通り過ぎるあのひとに
あなたが好きでした、と私の代わりに伝えてね……


・さだまさしさんの歌は知らなくても、山口百恵さんの「秋桜」をご存知のひとは多いと思います。私は、さだまさしさんと山口百恵さんの両方が歌う「秋桜」のレコードを持っているのですが、今聴いてみても色褪せることなく、心に響く名曲だと思います。
・「秋桜」は娘が嫁ぐ日を歌った曲なのですが、みなさんにはどんな思い出がありますか?

コンフリー

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花言葉「努力を惜しまない」

コンフリー

例えそれが報われないとしても
誰の目にも触れないにしても
決して後悔をすることはないでしょう

もしあなたが悲しみに暮れていたのなら
わたしは道化を演じ続けるでしょう

もしあなたが喜びを感じていたのなら
わたしもあなたと共に祝杯をあげましょう

例えそれが報われないとしても
誰の目にも触れないにしても
あなたにだけは認めてもらいたいのです


・庭のサクランボの木の根元に植えられているコンフリー。
・これは湯がくと葉っぱのとげとげが気にならなくなって美味しいですよ。でも食べ過ぎは健康に良くないらしいです。