ビジュアル詩系総合芸術サイト「エデンの扉」

花言葉

花言葉 あ行

我が家の庭に咲く植物たちの写真に「花言葉」と詩を添えています。

アカツメクサ

Copyright(C)2014 Seine Lukis Allrights reserved.

花言葉「善良で陽気」

アカツメクサ

「また、騙されちゃった」
君は 何事も無かったように 笑った
別れるたびに 君は僕を食事に誘う

小柄な身体の 何処に入るのだろう?
君は次から次へと メニューをオーダー

「ずっと前から、お前のこと、好きなんだぜ」
君は 真剣な目で 僕を見つめた

「また、騙されそうになっちゃった」
君は いつもと同じように 笑った
別れるたびに 君はキレイになってゆく


・ずっとシロツメクサの変わり者だと思っていたのですが、このアカツメクサは別個の品種なんだそうです。
・今回は、ちょっと鈍感な女の子を好きになって、ずっと優しく見守っている、ちょっと可哀想な男の子のお話に仕上げてみました。今後、このふたりはどうなるのでしょう?

アサガオ

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花言葉「はかない恋」

アサガオ

昇る朝陽が差し込む庭で
あなたが撒いたひとつぶの種
たった一度の偶然だから、
あなたの愛に応えましょう

あなたの声が優しく響く
この瞬間が好きだった
早く育てと心を込めた、
あなたの愛に応えましょう

 五分だけでも会いたいよ
 願った、蕾の夢はかなさよ
 あなたの愛に包まれて
 静かに、時は流れた

時が止まった季節の中で
誰もが愛を探している
たった一度の人生だから、
あなたの為にだけ咲かせましょう

花の命は短いけれど
一生懸命生きていたい
たった一度の人生だから、
あなたの為にだけ生きていたい

 五分だけでも会いたいよ
 願った、蕾の夢はかなさよ
 人知れずに枯れてゆく
 全て、時に流され

 昇る朝陽に照らされて
 あなたに、綺麗だと言われたかった
 人知れずに枯れてゆく
 今、夏が終わった


・写真のアサガオ君は毎年自分で種を落とし、育って花を咲かせてくれています。この写真のアサガオ君は日陰に咲いてくれたので、長時間花を楽しませてくれました。
・今回の物語では、アサガオを擬人化して、人を好きになったアサガオの物語として描いてみました。MIDI音楽のメロディに合わせて詩を書いてみました。曲になぞって読んでみて下さいませ。

アジサイ

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花言葉「移り気・冷たい人・辛抱強い愛情」

アジサイ

春と夏の間の雨がこんなに暖かだなんて気づかなかったよ
不快指数は上がっても生命を育む力があるんだから……

秋に降る雨がこんなに冷たいなんて気づかなかったよ
乾いた地面を湿らす雨がこんなに冷たいなんて……

雨の日の別れがこんなに辛いなんて知らなかったよ
雨に濡れながら、ひとつ傘の中で遠ざかる二人を見送る……

雨の日がこんなに愛しく感じるなんて知らなかったよ
目に雨粒が入って、ぼやけて何も見えないよ……

だから雨の日が大好きさ……


・写真に写っているアサガオ君は、お店で売れ残って見切り品状態だった物を購入して去年から育てている物です。茎を虫に食べられて枯れそうになったりと大変だったのですが、その甲斐があったのか何だか知りませんが、今年綺麗な花を咲かせてくれました。
・辛抱強く面倒を見なければならない点は人間も植物に似てるかな?

アヤメ

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花言葉「良い便りを待っています・神秘的な人」

アヤメ

遙か地平線を目指す旅人は 何を望む
それは 陽が沈む水平線
それとも 陽が昇る水平線

幻影を追い続けた
夢追い人からの便りは 未だ来ない
暖かいシチューと共に ずっと待ち続けよう

真っ白なシベリアを東へ旅する家族は 何を望む
それは 夢に見た理想郷
それとも 悪夢の街

離ればなれになった
愛する家族からの便りは 未だ来ない
心凍る約束の地で ずっと待ち続けよう

戦渦のヨーロッパを西へと旅する二人は 何を望む
それは 争いのない世界
それとも 悲惨な結末

離ればなれになった
愛する家族からの便りは 未だ来ない
約束の地を離れるまで ずっと待ち続けよう

約束の時間が訪れるまで ずっと待ち続けよう


・アヤメと言うと、何となく和風な感じがするのですが、英語で「シベリアン・アイリス」と言います。写真のアヤメ君は、庭にあるペット君のお墓の横っちょで毎年花を咲かせてくれています。
・今回の物語は、特に何も言わなくても分かりますよね? 何となく理解していただければ、それで十分だと思います。

アルメリア

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花言葉「同情」

アルメリア

もう、この辺でいいわと
片方の口元だけで 笑顔をつくった

旅立つ者と 残される者
どちらが辛いのか 僕にはわからない

君は最後の言い訳に 一度だけ振り向いてくれたのに
赤信号に待ちくたびれた観光バスが
君の姿をかき消した

誰も見向きもしない雑踏の中
古いアスファルトから 顔を出した小さな命

名も無き草を蹴散らす雑踏の中
微笑みかけてくれた 小さな花を抱いた僕がいた


・このアルメリア君は庭にある芝生の踏まれそうな場所に咲いていたのを植え直したものです。何となくドライフラワーみたいにカサカサした花で群生していると、なかなか綺麗だったりします。
・同情する者される者。同情されることを望む人と望まない人。あなたはどちらですか? 私は冷たいようですが、言葉にすると必ず嘘になる、と言う考えの持ち主です。

イチゴ

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花言葉「家庭の幸福」

イチゴ

あなたはいつも
自分と他人を比較してばかりいるけれど
もう気が済みましたか?

あなたはいつも
他人を見下してばかりいるけれど
もう気が済みましたか?

端から見れば
同じパック詰めのイチゴみたいに
誰も…あなたに気が付かない


・簡単に言ってしまうと、端から見れば皆同じ、どんぐりの背比べ。
・優越感に浸るのは本能的なことかも知れませんが、端から見れば不愉快でしかありません。でもこの満足感のために頑張り続けるヒトが多いのも事実だったりします。否定はしませんけどね。

ウド

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花言葉「おおらか」

ウド

仲間って良いものだ
ひとつのこと力合わせ
成し遂げたこの歓び全てを 分かち合えるから

 今は遠く離れても 忘れはしない
 いつかみんなで 酒を酌み交わそう

独り遠く離れて
初めて気がつくことがある
心強さと笑顔の中で 輝いた季節を

 あの頃が一番 楽しかった
 もう一度仲間の 笑顔に会いたい

仲間って良いものだ
まるで学園ドラマみたい
困ったときはひとつになって 遠慮は要らない

 今度故郷に帰るから 声掛けて欲しい
 想い出を肴に 酒を酌み交わそう


・非常に分かりにくいのですが、竹の横っちょにある複数の白い丸がウド君の花です。昔から「独活の大木」とは言いますが、ウド君は木ではなく、草です(たぶん)。
・今回の物語では、弱虫だった主人公を支えてくれた、おおらかな仲間たちへの想いとして描いてみました。

オオデマリ

Copyright(C)2014 Seine Lukis Allrights reserved.

花言葉「約束を守って」

オオデマリ

仔犬のように目を閉じた君は

ずっと幸せだったのだろうか?

それとも不幸せだったのだろうか、と自問する

君の大好きだった場所に

綺麗な花木を植えようか?

それとも大きな石を置こうか、と考える

……そんなことを考えるのは止めよう

十七年の短い時間を共に過ごした君は

ずっと心の中に生き続けるのだから

友だちになってくれて、ありがとう


・この写真は庭の一番日当たりの良い場所にある、我が家のペット君のお墓です。この写真に写っているオオデマリ君は元気に毎年大きな花を咲かせてくれています。ありがとう、我が永遠の友よ。

オクラ

Copyright(C)2014 Seine Lukis Allrights reserved.

花言葉「恋によって身が細る・恋の病」

オクラ

アフリカの大地を照らす太陽のように
乾いた身体を貫く日射しのように
心の中を閃光が走った

腹の底から響くビート
激しいリズムと歓喜の中で君と出会った

ハイソサエティに似合うボサノバのように
洒落た都会のオアシスのように
心の中が満ちあふれだした

軽やかに流れるリズム
心地よい響きと花火の中であなたと出会った

恋はゲームだと言うけれど
恋の駆け引きを怖がってられない
同じゲームなら楽しまなきゃ

恋はゲームだと言うけれど
恋の駆け引きに臆病にならないで
同じゲームなら夢みていたい


・オクラ君もインターネットで花言葉を調べてみました。
・ネバネバのオクラ君も好き嫌いが分かれると思いますが、なんだか身体に良さそうですよね?
・同じシチュエーションの中での男女。
・今回の物語は花言葉みたいにならずに恋を楽しみましょう、と言う意味合いの物語にしてみました。やせ細るまで気を遣い、焦がれてしまうと、かなり辛いよね?

お茶

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花言葉「追憶」

オチャ

とても 愛していました
生まれる前から ずっと あなたのことを
愛していました

とても 愛していました
生まれ変わっても ずっと あなたのことを
愛しつづけます

何度 生まれ変わっても
どんなに 時代が変わっても
姿かたちは変わっても 必ず あなたのことに
気がついて見せます

だから 寂しくはありません


・写真に写っているのは家のガレージに植えているお茶の木です。この「花言葉シリーズ」を始めるまで、注意して見ていなかったので、花が咲くことに気が付きませんでした。何だかちっこい椿の花みたいで可愛いよね?

オシロイバナ

Copyright(C)2014 Seine Lukis Allrights reserved.

花言葉「臆病・小心」

オシロイバナ

昼と夜とは別人でもいいでしょ?
薄暗くなると咲く花を見てそう思った
昼は地味な事務員
お化粧もなく、パソコンと給湯室を行ったり来たり
アフター・ファイブだけでも花を咲かせたい
黒いサングラスはこころを隠すためのアイテム
わたしはファンデーションとドレスでこころを隠す
にぎやかなクラブで出会った男性
わたしは愛されているのだと勘違いしていた

他の女性に愛を囁くあなたを見かけたとき、
すべて夢に終わったことに気づく
毎日流れるラブ・ソング 聴いているうち飽きる
あなたを見ていて そう思った


・フォー・オクロック。これはオシロイバナ君の英語名です。何となく意味はわかりますよね? でも、我が家のオシロイバナ君は夕方を過ぎて夜の8時頃にならないと花を咲かせてくれません。隣の家のオシロイバナ君はちゃんと夕方に咲くのに……何でだろう?
・今回は相手に詰め寄ったり、逆上したりしない女性の密かな楽しみと失恋の物語にしてみました。